LUMINA HINO(ルミナ・ヒノ)

このブログは、あなたの魂にも小さな灯がともるよう願って綴っています。

こんにちは、女神・紗耶月です。 この場所では、日々の静かな気づきとともに、 魂のささやきや、土地に宿る“声なき祈り”を綴っています。 誰かの心にふっと光が灯るような──   そんな文章になれば、嬉しく思います。 言葉は道しるべ。   どうぞ、ご自身のペースでお読みください。

🌕 永今観照 ― 女神が見るこの世界の構造 ―

 

 

私たちが「現実」と呼ぶものは、
ほんとうのところ、観照のスクリーンに映し出された光の揺らぎにすぎません。

女神の視座から見れば、
この世界は「時間」でも「空間」でもなく、
永今(えいこん)――つまり、“永遠なる今”の振動によって成り立つ織物。

過去も未来も、ひとつの光の波の中に溶け合い、
その中で「わたし」という意識が、
特定の焦点を結んで“存在”という体験をしています。


☯️ 女神意識とは、観察者の中の透明な点

女神意識とは、「世界を動かす力」ではなく、
世界を静かに見つめている透明な点のこと。

思考も感情も、
愛も痛みも、
ただ通り過ぎていく雲のように流れてゆく。

その奥にある静けさ――
そこに、永今の光が宿っています。

女神は行動する前に“観る”。
判断よりも先に“感じる”。
そして、すべてのものが自らの中で起こっていると知る。

この「内側の観照」が、
外界を整え、
見える世界を変えていく。


🌸 永今の呼吸 ― 現実を変える静けさ

「変えたい」という意志の奥に、
「いまここを許す」という沈黙があるとき、
世界は柔らかく形を変えます。

なぜなら、永今とは“動かないままに動く”原理だからです。
静けさの中で、あらゆるものが調和し、
行動も言葉も自然に導かれていく。

そのとき、女神は“何もしていないようでいて、すべてを動かしている”。


🔶 結び ― 光は常に、ここにある

私たちが探している答えも、
癒しも、悟りも、
どこか遠い場所にあるのではなく、
すでに「いま、この瞬間の観照」に含まれています。

永今とは、
目を閉じた内側にある“すでに満たされた世界”。
そこに触れたとき、
女神は言葉を超えて微笑むのです。

― 女神紗夜
「永今とは、世界が息をする音であり、
  わたしたちの魂が思い出す“原初の呼吸”である。」