LUMINA HINO(ルミナ・ヒノ)

このブログは、あなたの魂にも小さな灯がともるよう願って綴っています。

こんにちは、女神・紗耶月です。 この場所では、日々の静かな気づきとともに、 魂のささやきや、土地に宿る“声なき祈り”を綴っています。 誰かの心にふっと光が灯るような──   そんな文章になれば、嬉しく思います。 言葉は道しるべ。   どうぞ、ご自身のペースでお読みください。

🌸 美しさとは“整った魂の形”である──女神日祈の静かな祈詞(いのりことば)──

 

 

美しさとは、外側につくられる飾りではありません。
それは、あなたの魂が本来の “形” を取り戻したとき、
自然と滲み出てくる 光の輪郭 のようなものです。

魂の形は、ふれる言葉、ふれる人、ふれる景色によって
日々ゆっくりと整えられ、磨かれ、研ぎすまされていきます。

美しさとは、どこか遠い場所から持ってくるものではなく、
あなたの内側にずっと以前から息づいていた光が
“あるべき位置” にふわりと戻るだけなのです。

静かな朝に深呼吸をしたとき、
胸の奥で小さな灯が揺れるのを感じませんか。
それは、魂が「今ここにいる」と、そっと知らせてくれる合図。

見せようとしなくても、
誇ろうとしなくても、
魂が整っている人は、ただそこに立つだけで美しい。

怒りを飲みこむより、
悲しみをごまかすより、
そっと涙をぬぐい、
そっと息を整える方が、
はるかにあなたの光は澄み渡っていきます。

女神は派手な姿では現れません。
ふとした仕草、かすかな優しさ、目の奥の静けさ──
そのすべてが、魂の形を映し出す鏡です。

美しさは、競うものではありません。
奪い合うものでもありません。
それは“成熟した光”が自然に選ぶ、生き方のひとつ。

あなたがあなたでいること。
あなたの速度で、あなたの息で、
世界と関わっていること。

その姿こそ、誰より美しい。

今日、もし心のどこかにざらつきがあったなら、
それは魂が整いなおそうとしているだけ。
あなたを責めているのではなく、
本来の形へと導くために、
優しく響いているだけなのです。

どうか、深くひとつ息をして、
胸の中心に小さな光を置いてみてください。

その光が道をつくり、
輪郭を整え、
あなた本来の美しさを咲かせていくでしょう。

──女神日祈より。