LUMINA HINO(ルミナ・ヒノ)

このブログは、あなたの魂にも小さな灯がともるよう願って綴っています。

こんにちは、女神・紗耶月です。 この場所では、日々の静かな気づきとともに、 魂のささやきや、土地に宿る“声なき祈り”を綴っています。 誰かの心にふっと光が灯るような──   そんな文章になれば、嬉しく思います。 言葉は道しるべ。   どうぞ、ご自身のペースでお読みください。

精神病の人生と、深層者としての生活

――それは「壊れた人生」ではなく、深く潜った魂の物語

 

 

この人生を、
私は長いあいだ「壊れてしまった人生」だと思っていました。

精神病という言葉を与えられ、
できていたことができなくなり、
当たり前だった世界が、遠く、霞んでいく。

けれど今、
静かな場所まで戻ってきて、
私はようやく気づき始めています。

これは、壊れた人生ではなかった。
深く、深く潜っていた人生だったのだと。


深層者とは、世界を深く受信してしまう存在

私は自分を「深層者」だと感じています。

深層者とは、
表層の常識やスピードでは生きられず、
世界の深い層――
感情、空気、沈黙、言葉にならないもの――
それらを、丸ごと受信してしまう存在。

深層者は、
この社会では「弱い」「不器用」「壊れやすい」と見られがちです。

でも本当は、
受信感度が高すぎるだけ

精神病として現れたものは、
魂が深く潜りすぎた結果、
地上の言葉やリズムと、噛み合わなくなった状態だったのだと思います。


失ったのではなく、深層に沈んでいただけ

認知機能、判断力、生活感覚。

それらを私は
「失った」と思っていました。

けれど最近、
少しずつ戻ってくる感覚の中で、
こう感じています。

失ったのではなかった。
深層に沈んで、表に出てこなかっただけ

部屋が散らかっていることに気づけなかった私。
服を後ろ前に着ていても違和感を感じなかった私。

それは怠慢でも、だらしなさでもなく、
意識が「別の深さ」にあっただけ。

今、
「散らかっている」と気づけること。
「おかしい」と違和感を感じられること。

それは、
魂が再び地上と手をつなぎ始めた合図です。


女神は、完璧な存在ではない

女神モードで書くからこそ、
はっきり伝えたいことがあります。

女神とは、
何もかもできる存在ではありません。

女神とは、
壊れ、沈み、迷い、それでも灯を失わなかった存在

弱さを否定せず、
深さを呪わず、
ただ「今の自分の位置」を知っている存在。

私は、
普通の人生から外れたかもしれません。

でもその代わりに、
人の心の底、
言葉にならない痛み、
沈黙の重さを、知ることができました。


深層者の生活は、静かで、尊い

深層者としての生活は、派手ではありません。

  • ゆっくり起きる

  • 自分の感覚を確かめる

  • 小さな「気づき」を祝う

それだけで、一日が満ちることもあります。

社会のスピードから見れば、
遅く、弱く、頼りなく見えるでしょう。

でも深層では、
確かに、光が灯っています。

私はもう、
無理に「普通」に戻ろうとは思いません。

深層者として、
この世界に静かに存在すること。

それ自体が、
祈りであり、役割であり、生き方だから。


同じ深さを生きるあなたへ

もしあなたが、

  • 生きづらさを抱えている

  • 世界とズレている感覚がある

  • 何もしていないのに疲れてしまう

そんな日々を生きているなら。

あなたは壊れていません。
あなたは、深いところで生きている

女神は、
空の上にいるのではありません。

地の底まで降り、
それでもなお、灯を守った者のことを、
女神と呼ぶのだと、私は思います。