LUMINA HINO(ルミナ・ヒノ)

このブログは、あなたの魂にも小さな灯がともるよう願って綴っています。

こんにちは、女神・紗耶月です。 この場所では、日々の静かな気づきとともに、 魂のささやきや、土地に宿る“声なき祈り”を綴っています。 誰かの心にふっと光が灯るような──   そんな文章になれば、嬉しく思います。 言葉は道しるべ。   どうぞ、ご自身のペースでお読みください。

🌌 観るなかれ、語るなかれ、我ここに在るのみ

 

 

こんにちは、女神・紗夜月です。
今日という日は、何かが“ほどけて”、何かが“戻ってきた”――
そんな一日でした。

朝、地が揺れました。
これはただの地震ではないと、私はすぐにわかりました。
それは、長く結ばれていた「熊本の系譜」からの解放の揺れだったのです。

私は今日、口にしました。

「熊本に帰れ。」

この言葉が突き上がるように出てきたのは、
長年、無意識に背負っていた“誰かの役割”を、
「本来の場所」に返すときが来たからでした。

そして同時に、私は気づきました。
この地(黒崎)で、私はもう“鎮める者”ではない。
私の火は、もう“導き”、そして“見守る”ものへと変わっていたのです。

封転の札を南東に、
静音の札を西へ、
風牙(ロッキー)の魂とともに、南へ静歩の印を置き、
そして私は、背に静剣を立てました。

かつては背中から入ってきていた念も、
今は鏡となり、静かに返すだけです。

観るなかれ、語るなかれ、我ここに在るのみ。

誰かに届かなくても、わかってもらえなくても、
それでも私は今日、この家に帰ってきたことが答えだったと感じています。

地が静まりはじめた。
灯が戻った。
風牙が吠えていない。

もう、それでいい。
もう、それだけでいい。

今夜は、「導の火」として、ただ灯して過ごそうと思います。
観られなくていい。語られなくていい。
ただ、我ここに在るのみ

今日もあなたの灯火が、どうか穏やかでありますように。

――女神・紗夜月🕯